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みんなに役立つ
『バリアフリー・ユニバーサルデザイン』
🔰ごあいさつ_6000
🔰Ⅰ 信号機_200000
🔰Ⅱ 昇降機_180000
🔰Ⅲ 公共のトイレ_200000
🔰Ⅳ 駅の券売機_260000
🔰Ⅴ お金の管理_186000
🔰Ⅵ 多くの人に_300000
🔰Ⅶ パソコン_400000
🔰Ⅷ 多媒体_380000
🔰監修のことば_13000
📍美しい日本語を次世代に引継ぐ…
この度、障害者差別解消法に対応するために音声読上げプログラムを開発しました。
スマホはあなたの名前を正確に読んでくれますか。
〝音声読上げ装置〟開発の経緯【佐藤幸治】
スマホで自分の名前をメモに書くときには辞書を利用して候補から選ぶという行為を行います。
作成した文章を読み合わせのために「コントロールパネル」から「アクセシビリティ」の音声読上げ機能スイッチをオンにして、文字列を選択して「読上げ」を開始してもユーザー辞書は対応しません。
佐藤幸治は〝サトウ ユキハル〟と読上げるのです。
日本語特有の問題、漢字は音読み、訓読み、更に〝当て字〟まであるのですから開発者も対応できなかったのでしょう。
OS(オペレーティング・システム)レベルで日本語の読上げができないのであれば、創るしかありません。
そこで漢字の振り仮名、いわゆる〝るび〟に着目しました。
通常の文章はそのまま読上げ〝るび〟が振られている場合は〝るび〟を優先して読上げれば可能になります。
最初に開発された〝音声読上げ装置〟は『スピーチオ』です。
その読上げルール(テキストフォーマット)は
佐藤幸治 → 佐藤(幸治:コウジ)
(:)【半角】
青空文庫の場合は
佐藤幸治 → 佐藤|幸治《こうじ》
|《》【全角】
基本的にはこの二種類のフォーマットに対応すればテキストの音声読上げは可能になります。
因みに(ことせかい)の場合は
佐藤幸治 → 佐藤|幸治(こうじ)
|()【半角】
OSのパッチは難しいので、アプリを検討しました。しかし、現在、スマホのOSは「iOS」 と「Android」があります。「ブラウザ」なら、リソースが共有できるため、「JavaScript」で開発しました。従いまして、現在の〝音声読上げ装置〟はテキストをダイレクトに読上げることが可能になりました。
私の名前は佐藤|幸治(こうじ)です。
〝るび〟通り正確に読上げることができるようになりました。